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レバレッジ型ETFとは?仕組み・特徴・リスクをわかりやすく解説

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ポイント:レバレッジ型ETFは、原資産の1日の値動きの2倍(または-2倍)を目指すETFです。目標は毎日リセットされるため、1日を超えて保有すると、成果は「原資産の値動き×2」と大きく異なる場合があります。短期売買を行い、ポジションを頻繁に確認できる投資家向けの商品です。

レバレッジ型ETFの基本

レバレッジ型ETF(デイリー型)は、個別株や指数などの原資産の1営業日の騰落率の一定倍率を、手数料・経費控除前で目指す上場投資信託です。GraniteSharesのレバレッジ型ETFは、米国の個別株を原資産とし、日々の値動きの2倍(ロング)または-2倍(ショート/インバース)を目指します。

原資産の1日の値動き2倍ロング型が目指す値動き2倍ショート型が目指す値動き
+3%約+6%約-6%
-3%約-6%約+6%

手数料・経費控除前の目標値です。実際の成果は、手数料、取引コスト、金利、ファンドの運用状況などにより異なります。

どのように2倍を実現しているのか

GraniteSharesのレバレッジ型個別株ETFは、原資産の株式を直接2倍分保有するのではなく、主に原資産を参照するトータル・リターン・スワップなどのデリバティブを通じて目標倍率のエクスポージャーを得ています。担保として現金や米国短期国債を保有し、毎営業日の終わりにエクスポージャーを調整(リバランス)して、翌日も目標倍率を維持します。

この仕組みにより、投資家は信用取引口座や株式の借入れを使わずに、通常の証券口座でレバレッジやショートのポジションを取ることができます。一方で、スワップの相手方(カウンターパーティ)の信用リスクなど、デリバティブ特有のリスクも伴います。

「1日」の目標であることが最も重要

レバレッジ型ETFの目標は1営業日ごとに設定され、毎日リセットされます。そのため、2日以上保有した場合の成果は、毎日の成果を掛け合わせた(複利の)結果となり、期間全体の原資産の値動きの2倍とは一致しません。詳しくは「日次リセットと減価(ボラティリティ・ディケイ)」で、数値例とともに解説しています。

主なリスク

  • 複利効果とボラティリティのリスク:上下に振れる相場では、原資産が元の水準に戻っても、ファンドの価値は目減りする場合があります。
  • 損失の増幅:レバレッジは利益だけでなく損失も拡大します。原資産が1日に50%近く不利な方向に動くと、2倍のファンドは価値の大半または全部を失う可能性があります。
  • 個別株への集中:1社の株価に連動するため、決算発表やニュースなど企業固有の要因で大きく変動します。
  • ギャップ・リスク:市場の取引時間外のニュースにより、翌日の取引開始時に価格が大きく動くことがあります。
  • デリバティブとカウンターパーティのリスク:スワップの相手方が義務を履行できない場合、損失が生じる可能性があります。
  • 為替リスク(日本の投資家の場合):米ドル建てのため、円換算の損益は為替レートの変動の影響を受けます。

どのような投資家に向いているか

レバレッジ型ETFは、短期的な相場観(例:決算発表前後の値動き)を1回の取引で表現したい投資家や、保有株のヘッジを短期間行いたい投資家などが利用する商品です。すべての投資家に適しているわけではなく、日次のレバレッジやインバースの成果を目指すことの帰結を理解し、ポジションを頻繁に確認・管理できる、知識のある投資家向けです。購入して長期保有することを前提とした商品ではありません。

個別の商品の投資目的、費用、リスクについては、各商品ページおよびレバレッジ型ETFの一覧、目論見書をご確認ください。

本ページは一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の商品の売買を推奨するものではありません。

よくあるご質問

レバレッジ型ETFとは何ですか?

原資産(個別株や指数など)の1日の値動きの一定倍率(例:2倍や-2倍)の投資成果を、手数料・経費控除前で目指すETFです。目標は1営業日ごとに設定され、毎日リセットされます。

2倍ロングと2倍ショートの違いは?

2倍ロングは原資産が上昇した日に約2倍の上昇を、2倍ショート(インバース)は原資産が下落した日に約2倍の上昇を目指します。逆方向に動いた日は、それぞれ約2倍の損失となります。

レバレッジ型ETFを長期保有するとどうなりますか?

日々のリセットと複利効果により、1日を超える期間の成果は原資産の値動きの2倍(または-2倍)と大きく異なる場合があります。特に上下に振れる相場では価値が目減りしやすく、長期保有を前提とした商品ではありません。

投資額以上の損失が出ることはありますか?

ETFの購入による損失は、原則として投資額が上限です。ただし、原資産が1日に50%近く不利な方向に動いた場合、2倍のファンドは価値の大半または全部を失う可能性があります。

日本から米国上場のレバレッジ型ETFを買えますか?

米国株式・ETFを取り扱う国内の証券会社(楽天証券など)で、ティッカーを指定して購入できます。米ドル建てのため、為替の変動も損益に影響します。